◆妄想爆発

Moiraで「もしもエレミシャが捨てられずに王宮で育ったら」妄想。

レオンとエレフは天才型の兄とその兄に追いつこうと努力する弟という構図なんだろうな。
でもって、剣の師匠ポリュデウケスに鍛え上げられてエレフは強くなるんだよ。
で、その頃には泣き虫少年だったエレフは皆に認められるようになって、レオンと二人合わせて「アルカディアの双璧」とか呼ばれるようになってればいいと思います。
ミーシャは子供の頃はおてんばだったけれど、大きくなるに連れて女の教養と魅力を持った強い女になるんです。
気は強いけれど細やかなところまで眼が行くような良い女。
詩人の島とは違う魅力あふれる女だと思います。
エレフとミーシャは解りやすくシスコンとブラコンでいいと思うよ。
いっつも一緒。
大きくなっても一緒。
剣の手入れをしているエレフの隣で（むしろ膝枕で）ミーシャは本でも読んでればいいとも思いますよ。
「邪魔ー、危ない」
とか言いつつ、ミーシャに気を使ってるエレフ萌え。
でもってレオンはブラコンにしてシスコン。
ただし、一見解りにくい。
だから仲良し双子を後ろから見守るポジション。
小さな頃は無茶するミーシャをとめ、泣くエルフを慰める兄。
兄弟仲は絶対いいよね！！
ミーシャはこんな兄二人がいつも傍にいるもんだから、美人で王族のお姫様なのに、
「レオン兄様とエレフよりも強くて格好いい人としか結婚しない」
といって、なかなか恋人も作らないようなイメージが。
それを聴いて嬉しいやら安心するやら心配するやらの兄二人。
けれどミーシャを利用して成り上がろうとするスコルピオスによって、危うくどこぞのぼんくら坊ちゃんと結婚させられそうになって、兄二人結託妨害工作開始。
見事スコルピオスを追放することに成功。
スコルピオスは叔父なのかね。
年の離れた異母兄弟派なんですが、ここではそれほど重要ではないので今回考察はここまで。

さてさて、その頃のオリオン。
アナトリアの皇子として育てられてたとしても、奴隷から弓の名手として名声を上げたとしてもエレフと初めて会ったのは戦場でしょうな。
どちらも初陣でエレフは、
「オリオンという妙に弓の強い男がいるらしい」
という情報を持っているけど、オリオンの方はエレフのことは全く知らない、知ってても皇子で剣が強いって程度だと思います。
何せ初陣なんで。
で、戦場で実際に戦ってみてオリオンの強さに引かれたエレフが単身突撃。
剣と弓でいいから一騎打ちで勝負をしろ！
と叫ぶんですよ。
臣下真っ青。
オリオン唖然呆然大爆笑。
妄想しておいてなんですが、剣で弓に勝てるわけがねえ！
でも何だかんだで勝っちゃってちゃっかりオリオンGET。
自国にお持ちかえりー。
その後はアナトリアの皇子として育てられてても奴隷成り上がりでも、身分を隠して弓兵へ入隊。
メキメキ才能を開花させて弓兵隊長へ。
エレフとは仲良し。
親友にして悪友。
レオンとはあくまで部下と上官って感じかなー。
でもちょっとは砕けた態度で、信頼しているんじゃないかな。
オリオンはあくまでエレフに付いてきただけで、レオンとはそこまで近しくなれる立場でもないでしょうし。
でもってミーシャとも仲良し。
いつの間にかミーシャと付き合ってればいいよ。
それに気付いた兄二人が複雑ながらも、
「まあオリオンならいいかなー。いいよねー。いいけど、月のない夜には気を付けろよ」
と、物騒な言葉を残しつつ認めると。
基本的にミーシャが幸せならそれで良いんです。
その後は戦争だ何だとありながら、レオンとエレフ、オリオンの三人が率いるアルカディアが世界を統一して終了。

と、ハッピーエンド妄想をするにあたり、奴隷問題やら冥府の住人の方々の存在、運命その他もろもろが完全無視される結果になりました。
つかこれもうMoiraじゃないよ！
まったく別の話だよ！！
一から練り直して中世ヨーロッパ舞台にしたら話一本できちゃうよ！
それはそれでいいけどさ！
おそるべし、Moira。
妄想が爆発してとまらないぜ…。